【米国VIブル2倍ETF投資】運用ルールの前に

おはようございます。ルナコです。

今回は「米国VIブル2倍ETF投資」についてです。

この投資は今年の夏に知ってからずっと調べてきましたが、なかなか理解しきれませんでした。それでデモトレードをしたりネットで調べたりしながら検証してきましたが、やっとやり始めました。

取引している会社はGMOクリック証券です。この投資は国内の口座ではここでしかできません。

まだまだ検証不足な気がしますが、「やってみないと始まらない!」と思い、先週から開始しています。なので、運用ルールもまだ煮詰まっていませんが、現時点でのルールを掲載したいと思います。

本来はこの投資についていろいろ説明しないと、なぜ私がやろうと思ったかについてお話しできないんですが、説明するのが難しすぎたので、理解しきれていない部分は割愛します。すみません。。。

ただ、私がこの投資をするにあたって説明できる部分についてのみ説明しようと思います。かなり長くなっていますので、お時間があるときにご覧ください。

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米国VIブル2倍ETFについて

「米国VIブル2倍ETF」は、米国の上場投資信託「プロシェアーズ・ウルトラ・VIX短期先物ETF(UVXY)」を参照原資産としたETFです。私はこのETFを売りで保有しています。

この投資では「VIX指数」が大きく影響してきます。

VIX指数とは?
恐怖指数(きょうふしすう、英: volatility index, VIX)とは、シカゴ・オプション取引所(英語版)(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。通常は10から20の間で推移する。引用:Wikipediaより

以下がVIX指数の長期チャートです。数値が高いところにはなにが起こったのかを記載しています。調べて記載していますが、間違えていたらすみません( ̄∇ ̄;)

突出して凄いのがやはり「リーマンショック」ですね。数値が桁違いです。これを超えてきたらお手上げですね( ̄∇ ̄;)

他にもちょこちょこ棒が飛び出しているところがありますので、1年に何回かは数値が急上昇するというときがあると考えておいた方がいいです。

そんなVIX指数の動きが影響してくる「米国VIブル2倍ETF」では、Wikipediaの引用の中の「通常は10から20」のときは緩やかに下落し、「数値が高い…先行きに不透明感」のときは大きく急上昇します。

大きく急上昇の理由

これはVIX指数の動きが影響して価格が決まっていますので、VIX指数が上がれば、「米国VIブル2倍ETF」も上がります。

緩やかに下落の理由

これの説明が難しい、というか私もよく理解できていません。。。

もしこれを読まれた方がいましたら検索して調べてみてほしいと思います。

私が説明するよりももっと詳しく説明してくださっている方がたくさんいますので、その方がわかりやすいかと思います。

でも私なりにざっくり説明すると、理由は「レバレッジ減価」「コンタンゴ減価」によるものです。

減価=価格が減っていくこと

その価格が減っていく理由が2つあるということです。ホントにざっくりですみません。でもこれが分かっていれば私には問題ないかと。。。

なので、特に何かの経済的なショックなどが起こらない、「投資家が相場の先行きに不透明感を持っていない」時では価格が下がっていくんです。

「米国VIブル2倍ETF」はこういった性質を持ったETFとなっています。

米国VIブル2倍ETFの魅力

こんなちゃんと人様に説明しきれない投資についてなぜやろうと思ったのか。。。理由は以下のチャートをご覧ください。

以下が「米国VIブル2倍ETF」の日足チャートです。

で、次が週足チャートです。

これ、すごくないですか? 最初みたときは衝撃的でした。。。さらに月足チャートはもっとすごいことになっています( ̄∇ ̄;)

売ってれば必ず儲けられる気がしちゃいました( ̄∇ ̄;)

0になったらどうなるの?

こんなスゴイ下落しているチャートをみると「すぐ0になりそう…」といった疑問が出るかと思いますが、というか週足チャートは「0」に見えるくらいですが、「米国VIブル2倍ETF」は「0」にはならないんです。

「0」にならないように価格が「10」を切ったあたりから「併合」が行われます。併合は何単位かを1つにまとめることですが、これが自動的に行われます。

たとえば、4単位を1単位にする「4:1」「併合」が行われた場合、4倍の価格で1単位にまとめる。これを自動でやってくれるということになります。

例えば6単位持っているとします。4:1の「併合」が行われた場合、4倍の価格で1単位のポジションになります。で、2単位分は売却されます。この2単位分は確定申告の対象になります。

過去の併合歴

2011年10月に上場してから、これまでで7回併合しています。

2012年 ①3月8日 6:1  ②9月7日 10:1
2013年 ①6月10日 10:1
2014年 ①1月24日 4:1
2015年 ①5月20日 5:1
2016年 ①7月25日 5:1
2017年 ①1月12日 5:1  ②7月14日 4:1

だいたい1年に1〜2回ですが、相場の状況によって回数は変わりそうですね。

豆知識

GMOクリック証券のサポートの方によると、整数の併合は今の説明の通りになるのですが、今のところないですが、小数点が付く併合の場合1.25:1といった併合の場合は全て売却されてしまうそうです。

また、併合された場合、自分で設定した任意証拠金もそのまま新しいポジションにまとめて任意証拠金として自動的に設定されるそうです。

たとえば4単位に20,000円の任意証拠金を設定していた場合、4倍の価格で1単位のポジションになったときに、その1単位に20,000円の任意証拠金が付くということになるそうです。

サポートの方、丁寧に教えてくれてありがとうございました┏○

米国VIブル2倍ETFのデメリット

デメリットというかリスクはやはり大きく急上昇するときです。さきほどの日足チャートでもわかるように8月14日付近が28くらいだったのが、2〜3日で45くらいまで上昇しています。

例えば28から45まで上昇したとして1ドルが100円の場合。。。

45×100−28×100=1,700円

1単位につき1,700円マイナスになる計算になります。ドル円のレートによっても変わります。

1,700円ってたいしたことないように思えますが、「米国VIブル2倍ETF」1単位買うのに必要な必要証拠金は345円(10月22日現在)、レバレッジは5倍なので、1,725円あれば実質レバレッジ1で買えることになります。なので、少ない資金で1単位を購入できますので、何単位保有するかでどこまでリスクを負えるのかを考える必要があります。

私がやっているこの投資は「売り」なので、レバレッジ1で買っていても、先ほどの8月14日付近の上昇でロスカットになるくらいの金額です。ちなみに8月14日付近って何があったかっていうと、北朝鮮とアメリカの関係が悪化して上昇しています。ミサイル発射はその後ですね。。。

日本人にとっては「ミサイル発射」の方が大問題に感じますけど、これはアメリカの指数ですのでアメリカ基準で考えないといけませんね( ̄∇ ̄;)

平常時にジリジリ下がってなにかあったら急上昇するという性質上、リーマンショック級の変動があるとロスカットになるかもしれません。そういったリスクを覚悟の上で投資するなら魅力的なのではないかと思います。

もう一つのデメリットは取引時間の問題です。

「米国VIブル2倍ETF」は取引時間が22:30〜翌5:00までです。取引できる時間が一般的には、ほぼ寝てる時間です。

また、取引時間が少ないので何か経済的なショックがあったときに対応するのが難しい点です。充分な証拠金の元にトレードしないといけません。

最後に

メリット、デメリットありますが、この投資には魅力を感じましたので、投資を開始することにしました。もちろん、少額からです( ̄∇ ̄;)

ただ、もし始める方がいましたらリスクをよくご理解の上、運用してください。

↓私が行っている「米国VIブル2倍投資」に使用しています↓
日本225訴求
「米国VIブル2倍」以外にも主要各国の株価指数や金・銀などの商品、外国個別株など、多種多様なCFDを取り扱っています♪

長くなってしまいましたので、今回はここまでにします。

次回は実際の運用ルールについて説明します。

読んでいただいてありがとうございました。

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