おはようございます。ルナコです。
今日はトラップトレードの運用ルールその2として、実際のトラップをどういった感じで設定しているかをお話ししたいと思います。
基本ルールのおさらい
- 通貨 米ドル円(USDJPY)
- 元本 50,000円
- 単位 100通貨単位
- トラップ幅 50銭刻み1円利確
- トラップ範囲 100円〜120円
- 1トラップを設定するのに必要な資金 3,000円
トラップについて
50銭刻みで100円〜120円の範囲全てにトラップを設定すると、41トラップ×3,000円=123,000円と計算できます。これが必要な資金になります(図1参照)。
全ての資金を用意できればいいのですが、「少ない資金しか用意できない」とか「少ない資金から始めたい」などの人もいると思います。
なので、少ない資金なくても始められる例を以下に説明します。
投資資金が30,000円の場合
投資資金が30,000円の場合、
30,000円÷3,000円=10トラップ
と計算できます。
100円〜120円の範囲に全て設定はできませんが、現在の米ドル円のレートを110円と仮定すると…
110円から上に5トラップ、下に5トラップを設定すると、108円から112.5円の間にトラップを設定することができます(図2参照)。
今回は例としてスタート時のレートを110円としましたが、スタートする時にいくらなのかで上下均等に設定するという感じでいいと思います。
もちろん、これから円安になるなどの相場予想がある場合には円安に多めに。。。などのアレンジでもいいと思います。
参考例
この設定にした場合どれくらいの範囲で動くか? 下のチャートをご覧ください。
このチャートは9月14日に撮ったマネーパートナーズさんの日足チャートです。
だいたい2017年度分のチャートになっていますが、赤の線と線の間がトラップの範囲内です。30,000円でもこの範囲をカバーできますので、もうすこし資金が用意できればこの範囲はカバーできると思います。
このように資金の量によって狭い幅から運用をスタートして、少しずつ投資資金を増やしながらトラップを広げていきます。
3,000円を資金に追加していけば1トラップ追加できますので、時間をかけて全ての範囲に設定することができます。もちろん、運用利益も少しずつですが貯まっていきますので、運用利益+追加資金で3,000円毎に1トラップ追加していくというルールです。
次回の記事で基本編のルールに基づいた応用について説明します。
【トラップトレード】運用ルールその1はこちらをご覧ください。
読んでいただいてありがとうございました。