おはようございます、ルナコです。
以前からニュースになっていますが、FXのレバレッジが現行の25倍から10倍に引き下げられる議論が起こっています。
私が行っている取引の中で影響があるのはトラップトレードのみとなりますが(スワップ投資はレバレッジ1.5倍くらいでの運用なのであまり影響なし)、今回の規制はできればやめてほしいです。。。
ただ、本当に規制が入ってしまった場合のことも想定して、私の現在の設定でどれくらい影響を受けるのか検証してみました。
計算に関しては1月末時点の設定で計算してみます。
また、1月末時点の設定は以下の月間成績の一番下にありますので、そちらも目を通していただけると今回の話がより分かりやすくなるかと思います。
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米ドル円について
マネーパートナーズさんは証拠金は一律で、現在は100通貨に対して440円になっています。計算してみると1ドル110円だと証拠金は440円になりますので、110円で計算したいと思います。
レバレッジ25倍(現在)→440円。これがレバレッジ10倍になると→1,100円になります!
現在は3,000円毎に1トラップ追加しています。
この2,560円が1トラップに対しての余裕資金ということになります。
1ドル110円で取ったポジションは約23円の下落に耐えられますから、約87円までは下落に耐えられる計算になっていました。
これがレバレッジ10倍規制になると、
余裕資金1,900円だと約17円の下落に耐えられるということになりますので、1ドル約93円までは下落に耐えられるという計算になりました。
以上の点を分かりやすく表にしてみます。
レバレッジ25倍 | レバレッジ10倍 | |
100通貨に対しての証拠金 | 440円 | 1,100円 |
1トラップ対しての余裕資金 | 2,560円 | 1,900円 |
いくらまでの下落に耐えられるか | 87円 | 93円 |
結果を見てみると6円くらいロスカットになる値が上がってしまうことになります。
一応過去の相場で確認してみようと思います。
2008年頃〜2018年2月末までの月足チャートです。
2013年頃からロスカット値の上で推移しています。
2016年頃に1ドル100円を切っていますので、レバレッジ10倍規制後のロスカット値はちょっと近すぎる気がします。
では豪ドル円も見てみます。
豪ドル円について
必要な証拠金は360円。
1ドル90円で計算するとぴったり合いますので90円で計算してみます。
レバレッジ25倍 | レバレッジ10倍 | |
100通貨に対しての証拠金 | 360円 | 900円 |
1トラップ対しての余裕資金 | 2,640円 | 2,100円 |
いくらまでの下落に耐えられるか | 61円 | 67円 |
こちらも6円くらいですね。。。
豪ドル円でも過去の相場で確認してみようと思います。
2008年頃〜2018年2月末までの月足チャートです。
豪ドル円は2009年頃からはロスカット値の上で推移しています。
75円辺りで何回も反発しているのを見ると、ここを割り込んだら要注意って感じにも見えます。ただ、米ドル円よりは安全なように見えます。
最後に
今回の検証は米ドル円だと110円、豪ドル円だと90円で持ったポジションで計算していますので、私のトラップの範囲だと米ドル円はちょうど中間なのでいいのですが、豪ドル円は最高値になりますので豪ドル円はもう少し余裕があるようになると思います。
元々、どちらの通貨も1トラップ3,000円としているので証拠金が少ない豪ドル円の方が安全度は高い形にしていました。リーマンショックの時を見てもわかるように米ドルよりも豪ドルの方が落ち方が急なので。。。
実際にレバレッジ10倍規制がされるのかどうかはまだわかりませんが、近々追加資金を入れて米ドル円を現状の20銭刻みから10銭刻みに変更しようかと思っていました。
今回の検証でレバレッジ10倍規制になった場合、1トラップ3,000円を変えた方がいいかもしれないと思いましたので、規制がされるかされないかはっきりしてから動こうと思いました。
もし、トラップトレードをされている方がいましたら参考にしてみてください(⌒∀⌒*)
読んでいただいてありがとうございました。