【米国株】PFFは特定口座とNISA口座どちらで買うほうがいいのかな…?

おはようございます、ルナコです。

以前、こんな記事も書いていますが、来年度から現行NISA米国株ETFを買っていきたいと思っています。

おはようございます、ルナコです。 以前「楽天証券の新たなポイント制度とNISAの制度改正提案でいい意味で悩む…」という...

その中でPFFを現行NISAで買うのかどうしようかちょっと迷っていましたので、考えをまとめるためにも、まずはこの迷いの元である現行NISAの制度PFFの特徴などをまとめました。

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現行NISAの制度

制度の概要はもう知っている人も多いと思いますので、簡潔に以下のような概要になっています。

※引用:SBI証券ホームページより

最大で5年間の非課税期間が終わるとロールオーバーをするか特定口座に移管するかを選択することになりますが、2019年度購入分からは現在の制度ですとロールオーバーはできませんので、特定口座に移されるということになります。

※引用:SBI証券ホームページより

この特定口座に移されるときに問題なのは、NISA口座から特定口座へ移管する時に保有ポジションの価格はNISA口座で取得した価格ではなく移管したときの価格になるということです。

もちろん、含み益がある場合は移管された時の含み益も非課税になりますからお得なんですが、含み損のときはNISAでの損は他の特定口座などの売却益とは損益通算ができませんし、特定口座へ移管されたポジションがその後相場が戻って含み益になって売却した際には本来かからなかった税金がかかってくることになります。

5年後の相場がどうなっているかはわかりませんが、過去のチャートが↓こんな感じならやってみようと思えますが、PFFはというと……

PFFの特徴

PFFは議決権がない代わりに配当を多く貰えるというちょっと変わったETFになります。

平常時の値動きはあまり大きくなく債券のような値動きですが、リーマンショックのような暴落時には株式と同様に大きく値下がりしています。高配当で人気ではありますが、債券のような安定感はないという銘柄になります。そんなPFFのチャートが↓こちらです。

リーマンショック時の下落が凄いですが、そこからV字回復しています。このVの底から平常時に戻るのも7〜8ヶ月と非常に早く戻っています。

それなら別にNISAでいいんじゃないの? すぐ戻ってるんだし。ということになりますが、このような平坦なチャートだと値上がり益は期待できませんから買う時期だけは注意しないといけないな〜と思います。

結局PFFは特定口座とNISA口座どちらがいいの?

結論としては、私はNISA口座で購入していこうと思います。

以下の今までのPFFの分配金に対する課税を見てもらえると分かりますが、課税額が結構大きいんです。

日付 分配金 米国課税分 日本課税分 特定口座 NISA口座
2018年6月 444円 43円 81円 320円 401円
2018年7月 447円 44円 81円 322円 403円
2018年8月 408円 40円 74円 294円 368円
2018年9月 371円 36円 67円 268円 335円
2018年10月 377円 37円 69円 271円 340円

まぁ元の金額が金額だけにしょぼい金額なんですが、そこはおいといて( ̄∇ ̄;)。。。

今年(2018年)の6月からPFFで分配金が発生していますので、6月から10月までの分配金の一覧です(分かりやすく全て日本円で掲載しています)。

現在は特定口座なので、表中の特定口座のところの金額が分配金として支払われていますが、もしNISA口座で保有していたらNISA口座のところの金額が支払われていたことになります。特定口座では外国税額控除をすれば全てではありませんが、米国課税分は帰ってきますので、特定口座でももう少し貰える額は増えますが…

NISA口座では外国税額控除は使えませんので米国課税分は取り戻せませんが、日本課税分はかからなくなりますから米国の10%の課税のみということになります。

この配当金が5年間国内課税分は非課税になるならそっちの方がお得かな…と。

ただし、購入時期は慎重に。。。といった気持ちです。

たまたま5年後に先ほどのチャートのVの底になっていたということなら、もうしょうがないと思いますが、平常時は5〜10ドルくらいの幅でウロウロしているので、売却に関しての本来かからなかった税金というのもさほど大きくはならないかな…と思いました。

先ほどのチャートのVみたいなことがあれば積極的に買っていきたいと思ってはいますが、相場が読めるわけでもないので、最低限保有している価格よりは低い価格でのみ購入しようと思っています。

最後に

PFFは人気のあるETFですが、万人受けするETFではなかったりします。私も毎月数10万円とか資金を入れられるならおそらく別のETFにしていると思いますw

ただ、現実はそうではないので(-_-)、暴落時以外の値動きを見ていると安定感が高く、分配金も6%近くの高配当ですので、魅力的ではあります。

今回の記事はあくまで私のスタンスを記事にしたんですが、考え方はその人それぞれで様々だと思います。

私は投資に関しては特にいろんな意見を取り入れて自分の考えをまとめるというのも一つの手だと思うので、私の考えも誰かの何かを考えるきっかけやヒントになれば思っています。

読んでいただいてありがとうございました。

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